適応障害の治療と体験談>適応障害の治療（ストレス耐性強化法1）

（１７）ストレス耐性を強化する（その１）

ストレスを自分でうまくコントロールできれば、精神的な負担も
減って、心の病気にもかかりにくく、再発しにくくなります。
ここでは、認知療法と行動療法を参考にした、自分の感情を
コントロールする方法を紹介したいと思います。

少しずつやっていけば、ストレスに強い人、ポジティブな人に
変わっていけると思います。

�@認知療法とは？
適応障害やうつ病への治療として用いられていますが、
貴方の「思考のクセ」や「考え方」が行動に影響していると
いうことを自分自身で認識し、自分でそれを変えていくことで
自分自身の感情や行動をコントロールしていく、というものです。
ストレスを感じるというのは、自分でその道を選択しているので
あり、ネガティブな思考回路で生まれてきます。
簡単な例でいくと、
「うまくいかなかったどうしよう」と考えるのではなく、
「絶対にうまくいく」と考え、行動することでしょうか。

�A行動療法とは？
　自分自身の行動パターンそのものを変えていくことです。
　いろいろ考えるより先に行動に移していくことをやっていきます。