適応障害の治療と体験談>適応障害体験談12（病気が治る）

（４２）私の適応障害体験談〜第１２話：病気が治った！〜

幸いにして私が病気になって、業務負荷が減った分、私の後輩たち
も自律して仕事をするようになったことを部長も感じ始めていた
ようで、すぐにではないが、定期異動時には配置転換をすることを
言ってくれました。そのために少しずつ業務引継ぎ・手放れをやって
いくようにと。

私はこの時、刑務所から釈放される日を言われたように、
自由と開放感を感じました。
それから、症状は加速度的に回復していき、半年後移動するときには
ほとんど元の通りになっていました。
適応障害と診断されてに8ヶ月経ちましたが、その間通院と投薬は
やっていました。この移動と身体的な症状も無くなってきたことから、
投薬も止めることになりました。

移動先では通常の状態で、前向きに仕事をすることができ、
前の職場の課員からは、生まれ変わったようだとからかわれます。
さらに、しばらく立って、その課長が原因で第2の犠牲者が
出ました。今度は入社3年目の若い女性でした。

私の適応障害体験はこのようなものです。誰にでも起こり得ること
であり、ストレス源を排除してあげれば、元に戻ることも伝えられ
たらと思います。