適応障害の治療と体験談>適応障害の診断基準は

(1)適応障害の診断基準は?

適応障害とは、「強いストレスに反応し、さまざまな症状を起こして
いる状態」と言えます。ストレス疾患のひとつなのですが、短期間で
きちんと治すことができる「軽度」な心の病気なのです。

適応障害については、アメリカの精神医学会がまとめている
診断基準であるDSM−Wの定義でいうと、概略以下のような内容です。

◎適応障害の診断基準(DSM-W)
 A はっきりと確認できるストレス因子に反応して、3 ヶ月以内に症状が出現する。
 B 以下のどちらかで示されるほど重症である。
  1 そのストレス因子からの予測をはるかに超えた苦痛
  2 社会的または職業的(学業上の)機能の著しい障害
 C 他の精神障害の基準を満たしていない。
 D 症状は死別反応を示すものではない。
 E そのストレス因子が終結すると、症状は6 ヶ月以上持続しない。

その他にも
ストレスを感じる状況に身を置くと、さらに強い異常を生じる
ストレスを感じる状況を想像すると、精神面や肉体面で異常がでる
(強い不安や強い胃痛など)
特徴としては、はっきりとしたストレス源(ストレッサー)が
存在し、そのストレス源を排除してやると短期間で症状が治まることです。
何か体がおかしくなって、身体的に異常がなかったら、一度この診断
基準でチェックしてみるといいでしょう。

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