適応障害の治療と体験談>適応障害の人への接し方（ご法度の言葉）

（２９）適応障害の人への接し方〜ご法度の言葉〜

周りで適応障害になった人への接し方は、気をつけましょう。
私が病気になったときも、いろいろな人にいろいろな言い方をされ
ました。
まずは、よく言われることですが、逆効果になる代表的な言い方を
紹介します。

・なんか気晴らしに旅行にいったり、運動でもしたら？
・元気を出してがんばって。
・いいなあ、俺も病気になって休みたいよ。
・薬飲んでる？早くよくなってね。
とかでしょうか。これは私が会社で実際に言われた言葉です。
こんな言葉をかけられるくらいなら、黙っといてくれ！と思います。
また、適応障害になった人を哀れみの目で見たり、否定的な目で
見ないことです。接した本人や確実に気づいていますよ。
適応障害が誰もがかかる可能性のある病気です。自分にもかかる
可能性があると考えさりげない気配りで、病気になった本人を
勇気付けることが必要ではないでしょうか。

本人の長所をほめる、必要とされている人だというような、
本人の存在をまずは肯定してあげることが大切だと思います。