適応障害の治療と体験談>適応障害に効く食生活のポイント1

（２４）適応障害に効果的な食生活のポイント（その１）

心の病になってしまうと食欲が減退して、毎日の食事がおいしくなくなった
りしてきます。きちんと食事をとらないようになると、体も疲れやすくなり
負のスパイラルにはまってしまいます。毎日の食生活は健康維持の基本で
あり、病気に対する抵抗力をつけるのにも大きな役目を担っています。
まずは、１日３回の食事は必ずとるように心がけてください。

それでは、私が実践したいくつか食生活での工夫を紹介します。
�@ご飯には胚化玄米を混ぜる、または胚化精米を使う。
　胚化玄米や胚化精米には白米にはよりもビタミンB1、ビタミンB6が
　多く含まれます。また鉄やカルシウムなどのミネラル成分も白米より
　多く含まれます。ビタミンB1は精神の安定化、筋肉疲労を防ぐ役割が
　ありますので、普段食べるご飯を工夫してみましょう。

�A食事にごまを多用します。
　ごまは疲労回復の栄養素の宝庫です。小さい粒で目立たない存在ですが、
　抗酸化作用のあるセミノールやカルシウム、ビタミンB1などが多く
　含まれています。私の食事のときはごまを食生活に多用しています。
　酢の物などにはもちろん、揚げ物（ごま揚げ）にもよく使っています。